株式会社ナレッジワーク

業種
「SaaS」
企業規模
「100名規模」
製品
「ソアスク」

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わずか2カ月で業務プロセスの一元化とデータ活用基盤の構築を実現
急成長Saasを支えるバックオフィス業務DXの裏側

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(左から)レベニューオペレーションズ マネージャー 澤 遼平氏
レベニューオペレーションズ 岩田 大樹氏

「LIFE WITH ENABLEMENT できる喜びが巡る日々を届ける」をミッションに掲げ、働く人たちのイネーブルメント(成果の創出や能力の向上)を支援する株式会社ナレッジワーク。働く人たちにイネーブルメントを届け、プロダクトを通じて優れたワークエクスペリエンス(業務体験)を実現するため、現在は主に大手企業を対象に営業支援およびセールスイネーブルメントAI「ナレッジワーク」を中心に開発・提供している。同社は販売管理の基幹システムとしてオプロの「ソアスク」を導入。異例のスピードで立ち上げに成功した。急成長を遂げるスタートアップ企業にソアスクがどのように貢献したのかを、レベニューオペレーションズの澤氏と岩田氏に伺った。

記事の要約
  • 【課題】急成長を遂げるスタートアップを支えるバックオフィス業務DX
  • 【選定】経営に活かせるデータ分析機能とスタートアップBizOpsでの高い評価
  • 【運用・評価】一貫したデータを分析してレベニューの最大化に役立てる
  • 【今後】見積から入金まで すべてのデータを活用した意思決定を実現していく

【課題】急成長を遂げるスタートアップを支えるバックオフィス業務DX

セールスイネーブルメントAI「ナレッジワーク」の開発・提供を主軸とした事業を展開する株式会社ナレッジワーク。大手企業における数千名規模での導入実績を背景に、成長を続けている。

昨年、そんな急成長の中で同社はバックオフィス業務におけるDXに踏み切った。

「私が所属するレベニューオペレーションズのミッションは、レベニュー最大化に向けたオペレーション強化です。具体的には2つの領域で取り組んでいて、一つが売り上げを伸ばすという攻めのテーマ、もう一つが契約管理や請求周りなどいわゆるバックオフィスの健全化・効率化というテーマです。これらを実現するためにオペレーション企画から実行までの役割を持ち、10名弱のメンバーで取り組んでいます。」(岩田氏)

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レベニューオペレーションズは、バリューチェーンのすべてを見ている。聞けば営業系システム管理も含めて担当しているとのことで、かなり幅広い領域をカバーしていることになる。そのレベニューオペレーションズが主導してソアスク導入に至った背景を澤氏に伺った。

「ご契約企業が100社程度に達した段階で従来のオペレーションに限界を感じてきました。当時はSalesforceで見積作成、契約管理は別のSaaSツール、請求管理はスプレッドシートと、契約請求周りの業務ツールが分断されていました。何か決定的な事象が起きたというわけではありませんでしたが、このオペレーションのままではいずれ回らなくなると懸念していました。ソアスクのことは前から知っていて、他社のBizOps担当者と情報交換する中でも評判が良かったのが最初にお声がけさせていただいた背景です。」(澤氏)

澤氏はさらに、このタイミングでDXに踏み切った理由をお話しくださった。

「そもそもデータの一貫性がないことに課題感を持っていたので、タイミングを見て何とかしたいとはずっと思っていました。ソアスクを導入しようかというタイミングで岩田がジョインすることになって、しかも『全部ひとりで、3か月でやります。』って言ってくれたんですよ。これは今だなと思いました。」(澤氏)

【選定】経営に活かせるデータ分析機能とスタートアップBizOpsでの高い評価

「前述の情報交換の中で評判を聞いていたこと、もともとSalesforceを利用していることもあり、候補ツールはソアスクに絞り込んでいました。あとは、データを分析して様々な判断に役立てたいと思っていましたので、ダッシュボードなどデータ分析にも活用しやすそうな機能も魅力的に感じました。」(澤氏)

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同社はソアスクの導入を自力で実施している。導入パートナーの手を借りずにすべてを内製することは少ないため、ご担当された岩田氏にそのあたりのお話も伺った。

「既存の契約管理システムがなかったので、ゼロベースで新規で立ち上げるなら内製できると判断しました。もし既存システムからのリプレイスであれば一人でやる判断はしてなかったと思います。とはいえ、過去データ移行はかなり苦戦しました。オプロ様からは1件ずつ手入力を推奨いただきましたが、試行錯誤して一気にデータ移行することを模索しました。2回ほど入力したデータを全消しして、3回目でデータの整合性が取れた時はほっとしました。」(岩田氏)

2024年8月からソアスクを導入し、9月末までに設定完了。人員の異動などを鑑み、同11月に運用開始した。導入から設定完了までわずか2か月での完了は、他の導入企業と比べても際立った早さだった。

【運用・評価】一貫したデータを分析してレベニューの最大化に役立てる

きわめてスピーディーにソアスクの運用を開始された同社。その後の効果について伺った。

「分断されていた業務が一気通貫で行えるようになり、かなりの効率化につながっています。データの一元管理ができるようになったことで、それらを分析して経営の意思決定に役立てる土台ができたと思います。」(澤氏)

【今後】見積から入金まで すべてのデータを活用した意思決定を実現していく

最後に今後の展望やオプロや製品への期待について伺った。

「バックオフィス領域のオペレーションをもっと効率化させていきたいですね。業務効率化するだけではなく、より柔軟にお客様のご要望にも応えつつ事業の変化や拡大にも適応できるよう、最適な形を探っていきたい。その中核の役割を担うソアスクの進化に今後も期待しています。」(岩田氏)

「業務効率化をしつつレベニュー最大化にも貢献できる点が、このサービスの素晴らしいところだと改めて思います。特に、SFA・CRMの利用だけでは分断しがちな、Quote to Cash(見積もりから入金回収まで)の領域でこれが実現できるということに、御社を選んでよかったと感じました。今後はさらにデータの集約・分析・活用を進めていきたいですね。リードから案件成約、請求までをすべて集約して、データドリブン経営につなげていきたいと思います。」(澤氏)

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さらに、岩田氏からは嬉しいお言葉をいただいた。

「サポート体制が非常に手厚く、感謝しております。機能や操作に関するQ&Aはもちろんのこと、SaaS企業としての業務運営についてもいろいろな示唆をいただけます。我々が持っているアイディアを壁打ちさせていただく中で、ソアスクの一番の使い手であるオプロ様がどう使っているかをオープンに教えていただき、実現性の高いオペレーションに落とし込めています。社内の説得材料にもなりますし、すごくありがたく感じています。」(岩田氏)

事業の拡大に大きく貢献し、従事する人材も多い「営業」を支えるナレッジワーク。あまたの企業が挑戦してきたであろう「属人知」から「形式知」への転換を、今に即した形で実践している。これからも成長の一途をたどる同社の根幹を支える一助となっていけるよう努めていきたい。

※記載されている内容は、取材当時のものです。(取材日:2025年7月9日)
※撮影場所:WeWork 神谷町トラストタワー

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