RADWIMPSもサブスク解禁!アーティストが続々とストリーミング配信を打ち出している理由は?

RADWIMPSといえば、個人的な話で恐縮ですが、私の青春時代を彩ったアーティストといっても過言ではありません。

2016年に新海誠監督で大ヒットした映画「君の名は。」の主題歌"前前前世"でご存知のお方も多いのではないでしょうか。

そんなRADWIMPSが2020年5月15日にサブスク解禁したとのニュースが出てきたのはビックリしました。

メジャーデビュー以降にリリースした作品が各サブスクリプションサービスにて提供開始されたとのことです。
このニュースで一番うれしいことは過去にリリースした曲が、いつでも手軽にスマートフォンで聞けるということですね!

このように2019年はサザンオールスターズ、嵐、星野源などの人気アーティストたちが続々とサブスクサービスで提供され、"サブスク解禁"と大きく話題を呼びました。

CD離れにパソコン離れ?

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みなさんはCDをどうやって再生していましたか?
やはり、CDプレイヤーが大半でしょうか。

私の青春時代と言えば、

CDを購入もしくは借りてきたCDをパソコンにダウンロードして聞いたり、

パソコンの中でお気に入りの曲を集めたマイプレイリストを作り、音楽再生プレイヤー(iPodなど)で聞くことが多く、

CDプレイヤーを使って聞くことはほとんどありませんでした。

つまり、パソコンがCDプレイヤーの代わりでした。私の家のCDプレイヤーは場所を取るわ重いわで埃を被っている始末だったのです。
私の世代だとパソコンを使って音楽を楽しんでいる人の方がもしかしたら多かったかもしれませんね。
これは日本ではあまり浸透しなかったといわれているiTunesの影響が大きいのではないかと思います。(iTunesが日本に上陸したのが2005年なので世代がバレますね。)

しかしながら近年では、日本におけるスマートフォンの保有台数はパソコンを超えているというデータがあります。

主な情報通信機器の保有状況(世帯)
●スマートフォンの世帯保有率がパソコンを上回る
2017年の世帯における情報通信機器の保有状況をみると、
「モバイル端末全体1」及び「パソコン」の世帯保有率は、それぞれ94.8%、72.5%となっている。
また、「モバイル端末全体」の内数である「スマートフォン」は、75.1%(前年差3.3ポイント上昇)と
上昇しており、「パソコン」の世帯保有率を上回った

参照:総務省 平成30年 第2部 基本データと政策動向 における

スマートフォンで手軽に音楽を聴くのが主流となってきている今、ダウンロードではなく、ストリーミングへと音楽の配信の形も変わってきています。多くのアーティストのサブスク解禁は時流の流れなのかもしれません。

そういった需要に応える形でストリーミング配信での提供を開始したアーティストたちですが、まだまだサブスク解禁していないアーティストも多くいます。

理由としては以下が考えられます。

1.CDが売れなくなる

再生数に応じて数円~数十円の利益が入ってくるストリーミング配信

CDのシングル1枚で数百円~数千円

CD1枚の売上をストリーミング配信で立てていこうとすると、数を稼ぐ必要が出てきます。
つまりストリーミング配信では、いわゆる"捨て曲"がなく、常に安定して聞いてもらえるような曲を配信し続けなければなりません。
そうすると、ストリーミング配信の方が質がいいと感じた固定ファン層までもCDを買わなくなってくる可能性が出てきます。

2.CDを"買う"ことで育つアーティストへの想い

昔からアーティストを応援する=CDを買うというイメージがあるかと思います。
CDを買うことでアーティストを応援している実感を得たり、ファン同士の仲間意識や共通意識を持ってもらうためにもCDは必要なのかもしれません。

また、CD単体だと音楽は聴けません。
プレイヤーやパソコンなどが必要になります。
不思議なもので手に入れるために苦労したものほど、価値を感じたり大事にしたりしがちなのが人間です。
手軽に聞けるストリーミング配信の1曲より、CDで聞く1曲の方が重みを感じたりするのかもしれません。

3.CDの売上=オリコンランキングの順位に直結

オリコン株式会社が発表するランキングは、日本で最も知名度のある音楽ヒットランキングといわれ、テレビやラジオを始めとする各メディアにもよく取り上げられるため、人々の目に止まりやすくあります。

オリコンランキング上位に常にいるアーティスト=超人気アーティストとして世間に認知されます。

そのため、オリコンランキングにランクインすることをアーティストやレコード会社は目標にしているのです。

サブスク解禁&CDの売上をアップさせるには?

とはいえ、サブスクを解禁してストリーミング配信をすることで得られるメリットも多くあります。

固定ファン以外の幅広い層の顧客に対してアプローチできるのは大きなメリットの一つです。

サブスク解禁のメリットを享受しつつCDの売上を上げるためには工夫が必要です。各アーティストやレコード会社はCDの売上を上げるために様々な施策を打っています。

EXILEグループ:ライブチケット付きCDをリリースしたことでミリオンセラーを記録

AKBグループ:握手券や投票権を付けたCDを販売し、「AKB商法」とまでいわれることに

ジャニーズグループ:インターネットでダウンロードできない希少価値をつける
※嵐がサブスク解禁した際に話題になった理由

ジャニーズグループは付加価値として"特別感"をつけているところがアイドルたる所以な気がしますね。

このようにCDに付録として価値や物を付けることで売上を上げているようです。
ますますサブスク解禁に拍車がかかるこれから先、CDにどんな付加価値がつけられていくのか楽しみですね。

個人的には最近の雑誌のように付録がメインとなってしまわないように祈るばかりです。

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この記事のライター
サビ研編集部 オプロボット
サビ研編集部 オプロボット

サブスクリプションビジネス研究のため、サブスクの情報だけを発進し続けます。

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サビ研編集部 オプロボット
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サブスクリプションビジネス研究のため、サブスクの情報だけを発進し続けます。

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